【報告】6/29 Z世代が求めている姿勢改善 ~Z世代に求められる院になるために必要な知識と技術~

Z世代が求めている姿勢改善
~Z世代に求められる院になるために必要な知識と技術~

日時:R7/6/29(日) 10:00~13:00
会場:梅新21ビル2F
講師:塩田誠也(シオタ セイヤ)

講習会レポート

本講習会では、静的アライメントおよび動的姿勢制御に着目した評価と機能的介入手法について学びました。

初期評価においては、筋長不均衡(短縮筋:過活動筋、延長筋:低活動筋)の同定が重要であり、それに基づいた筋再教育が求められます。

介入では、横隔膜の可動性を高める腹式呼吸訓練、骨盤底筋群の選択的収縮促通、肋骨下部の内旋誘導による胸郭の機能的連動性改善、前鋸筋およびハムストリングスの筋力強化、股関節屈曲可動域の確保、ならびに支持基底面上での重心制御再構築を段階的に実施するなどを紹介いただきました。

Z世代においては、外見的整容性とともに身体動作効率の向上が求められており、臨床的介入は構造-機能モデルに基づいた包括的アプローチが必要であると再認識しました。