骨盤の機能を改善するアプローチ
~骨盤の動的アライメント不良に対する徒手&運動療法~
日時:R7/9/14(日) 14:00~17:00
会場:梅新21ビル2F
講師:勝浦聡(カツウラ サトシ)
講習会レポート
今回の講習会は、主に骨盤の傾きやアライメント不良などによる身体の不調に対して評価を行い、徒手療法や運動療法を用いて改善を図るという内容でした。
前半は主に仙腸関節・仙骨部、上前腸骨棘・上後腸骨棘の触診にて、荷重伝達不良をテストすることにより、骨盤アライメントを評価していく方法を学びました。
後半は腹圧がかかっているかの評価や、ベクトル分析という腸骨の回旋に対しての評価方法など、より専門的なテスト法を学びました。
終盤では骨盤周囲の筋肉が弱っていてバランスが悪くなっている部位に対してのトレーニング方法、腹式呼吸にて横隔膜への意識のかけ方や腹圧の入れ方、股関節の具体的な使い方などもご指導いただきました。
講師自身もラグビー部出身であり、経験や知識の中から、骨盤の使い方やプロ選手のスクラムの組み方の説明も興味深かったです。
骨盤部位に焦点をあてて、評価方法、徒手療法とトレーニング指導も兼ねたとても充実した講習会となりました。